理学療法士になるにはどうすればいい?

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理学療法士になるには、どうしたらよいですか?

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理学療法士とは、国家試験を受けて免許を取得する国家資格です。この国家試験を受けるためには、高校卒業後に養成校に入学しなければなりません。

養成校は各都道府県にあります。おおよそ、一つの都道府県に国公立の大学と専門学校があり、養成校は1都道府県に2校程度以上はある計算になっています。

養成校にて必要な科目の単位を取得し卒業が認められると、国家試験の受験資格が得られます。ただ、養成校によっては、卒業に必要な知識を得ているか否かを求める試験を設定している学校もあるため、単位を取ったところで国家試験を受けられない場合もあります。

理学療法士になるためにはどんな勉強をするのですか

理学療法士になるためには、さまざまなことを学びます。特に、養成校に入学後1年生の段階で学ぶことは、その後の学習に必要なものが多いので、とても重要です。

1年生では、主に人の体のつくりである解剖学や、人の体のはたらきである生理学を学びます。

解剖学では、全身にある骨とすべての筋肉の名称、そのある場所を覚えます。理学療法士は人体の運動に精通しているといわれる職種ですので、体の動きを説明するのに必要な筋肉と骨の名前はとても重要になります。

また、どうして筋肉は収縮できるのか、あるいは筋肉が発揮する力はどのようにして決められるのかなど、体の働きについても覚えます。

また、栄養がきちんと摂れなければ体は動くことができないので、内臓の名称や部位、その働きについても覚えます。

理学療法士が学ぶことには、どのようなものがありますか?

理学療法士になるには、理学療法士が治療の対象とする疾患についても覚えなくてはなりません。

理学療法士になるには、運動器障害(整形外科)学や内部障害(内科)学、精神障害に関する学問や外科に関する一般臨床医学も学びます。

理学療法士が主に対象とする患者さんには、事故や災害、怪我などによる整形外科的な疾患、例えば骨折や捻挫などを患った方がいらっしゃり、どんな治療、手術を行うのかについて知っておく必要があります。その治療法によって行ってよい運動と行ってはいけない運動があるため、とても重要な知識となります。

また、神経障害(脳神経外科や神経内科)に関する内容も重要で、脳卒中や神経難病の患者さんも治療対象となるため、とても大切な勉強がたくさんあります。

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理学療法的治療についてはどんなことを学ぶのですか?

運動器障害(整形外科)や神経障害(脳神経外科や神経内科)に関する治療学について学ぶ科目もあります。

神経障害に関する治療学では、脳卒中により半身麻痺してしまった患者さんの治療法や、脊髄損傷により下半身、あるいは全身麻痺に陥ってしまった患者さんの治療法について学んでいます。

どんな過程を経てその麻痺が回復していくのか、あるいは麻痺を抱えた状態でどのように日常生活を送っていくのか、麻痺が回復していくにはどれくらいの期間がかかり、どれくらいの時間をかけたところでプラトーと判断するのかについて学びます。